ハイスツール


ブナのソープフィニッシュのハイスツール
オリジナルの商品として10年も前に作ったもの。
久しぶりに作ったけど、けっこう手のかかった作りをしていて、難しいことしてたなぁと初期のころの色々を思いだしました。
今日横浜に旅立ちました。

ブナはソープフィニッシュがよく似合います。
白くてとても綺麗で清潔感のある仕上がりです。
しばらくブナには触れてなかったけれど、なかなかいいです。

職場体験

何年かぶりに中学生が職場体験にきました。
何をしてもらおうかなぁと考えて、やっぱりひたすら体を使ってもらうことに。
松のバラ板に手でペーパーをかけて、面をとって、釘ではりつける。
どうだった?
手が・・・・。
疲れたみたいです。だけどさっぱりした顔してました。
こまかなこつを一つ一つつかみながら、だんだんと上手になっていく様子は、毎日の自分にだって言えることで、やっぱり手を動かすことなんだなぁと自分のことのように見ていました。
考えろ、考えろって、ひざ曲げろ、脚つかえ、動け動けと。

将来何になるの?っていったって。
だからどこの学校に行くの?っていったって。
よくわからん。
だと思います。
だからせめて、ひざを曲げて、脚を使って、動いて動いて、考え続けてほしいなぁと思います。
頑張って。楽しんで。勉強もして!

経験


ここ数日の間に、蟻塚さんの事務所に夏休みを利用してオープンデスクに来ている学生二人が、2日間ずつ家具製作の現場を経験しにきてくれました。
りんご箱の家具。
ランプの台座のサンディングから塗装。
時計の試作。
りんごのセンヌキの箱のラベル貼り。革紐結び。
納品。
テーブルデザインの検討から型紙起こし。
家具屋でありながら、いろんなものを作ってるうちらしい仕事内容でした。
建築の設計事務所の仕事と、とにかく手を動かして姿にしていく仕事。
頭が柔らかいような、まだまだ堅いような、まだ余白がたくさんある若い彼らが、どんなことを感じたり、気づいたりしたか、おじさんにはわからないけれど。
僕が感じさせてあげられるのは、「作ればわかる」ってことだけ。
作り上げてほしいなって思います。
蟻塚さんのところに建築を勉強しにきて、センヌキの紐を結ぶはめになる。
これってすごい経験だなぁと思います。
もちろん僕自身にとっても良い時間でした。
蟻塚さんありがとう。またやりましょうね。

曲げわっぱ

丸い箱作れますか?いくらかかりますか?
どうやるかわからないものは見積もれないので、やってみる。
曲げわっぱ。
どんなかんじかな~程度にばばっと当たりをつける程度に。

使う材料は赤松か杉。
やりにくそうだなぁっていう感じがする赤松で試しました。
直径40㎝の円周を計算してみると125㎝。結構長い。
本当はお湯で煮る感じだと思うけど、水に浸すだけでやってみました。
長い容器が無いので、ビニールシートでざっくりプールを作りました。

ひたひた。

厚みを4、6、8㎜と用意しましたが、なんとなく曲がった4㎜のあと、6㎜をやってみたら、ばん!
煮ればいけるのかなぁ?行ける感じがちょっとしたけど、折れるのは一瞬でした。ちょっと痛かった・・。
8㎜さん。あなたにはかないそうもないので、勝負しません。

4㎜はなんとかくるっと曲がりましたが、これが正解かどうかはまだわかりません。
一個はできたけど、数を作るとどうなるか。
強度はどうか。
底板どうやってつけるの?
これだけだとまだわからないことが多すぎる。
なんとなく、頑張ればやれそうだなぁと感じたけど、曲げわっぱ屋さんに言わせれば、そう簡単じゃねーよと鼻で笑われそう。
ちょっと前にも感じた、餅は餅屋感
どうしたものか、いろいろ聞いてまわるしかないかな。
レベルアップのチャンス。

オープンデスク


夏休みを利用して蟻塚さんの事務所のオープンデスクに来ている大学生。
事務所で業務が一区切りしたということで、今日、明日と家具屋体験しにきています。
丁度、家具屋らしい家具製作が無くて、終始ちょっと変わったもの作りの色々を経験してもらっています。

様々

木で作るんだからなんとかなるだろうと、難しいのは承知でお受けしたこの仕事。
鞘。
やっとできました。やっと。


隣は鞘師町なのに、今はいない鞘師。
だったら誰かがと、やってはみたけど、餅は餅屋、鞘は鞘師。
ま~大変。
作ってみてわかる刀のこと。
命に関わる真剣な工夫。
いまはそんなやり取りなんてないんだけど、作ってみると、一つ一つの仕組みをないがしろにすることはとてもできなくて、というか、一つ手を抜くと、すべてがガッタガタで、成立しなくなる、とても繊細で根気がいる作業でした。
良い経験になりました。
ありがとうございます。


そしてこれは先日試作をして確認してきたやつ。
高齢になってきて、シンクの底の低さが辛くなってきたということで、10㎝ほど底上げしてほしいというご依頼でした。
木はかびるし大変ですよというお話もしたのですが、定期的に取り換えてでも、今の不便を解消したいということで、少しでも強いヒバでお作りしました。
これだけのことでも、やはり作業ばすごく楽。
この上でお米を研いだり、食器を洗ったりします。
やってみると確かに楽で、日々のことならなおさら。
良いお手伝いができた気がします。

それにしても、作る仕事って、いろんな答え方があるものだなぁと、同じ日にこんな二つを納品して、つくづく思います。
精一杯お答えします。
よろしくお願いいたします。


大きな節。
やっかいだけれど、木なのでしょうがない。
はじめの頃は、無いもの無いものと避けていた気がします。
今も無い方がいいことの方が多いけれど、それでも、感じ方が変わってきたというか、木だもんねと、無い方が気持ち悪いなと、木を木として見ることができてきたような気がします。

yourwear さん


できあがった什器を納品しに大館まで行ってきました。
大館から、県内外で活躍されるyourwearさんからのご注文でした。
ご自分が手がけたニットの商品が並べられる什器ということでしたが、その什器の姿を考えることも、もしかしたら、その延長線上にあるものだったのかなと思いました。
塗装もしていない無垢の白木の姿は、とても上品で、清潔感があって、栗の大らかな木目は、何とも言えない安心感というか、暖かさを感じさせてくれます。




いろんな会場に持っていく、もしくは発送する、展示販売ブース用の什器です。
たたんだときの姿や、組み立てのしやすさなどの使い勝手と、実際に使われたときの品のあるたたずまいの両立が今回の大事なポイントでした。
yourwearaの商品はとてもあたたかみがあって、そして凛とした美しさがある良質なものばかりです。
うまく引き立てあげられるものになってくれたらいいなと願って、送り出してきました。

今回、yourwearさんは松屋銀座で開催される「銀座・手仕事直売所」というイベントに出店されるそうです。
この企画で使われる什器ということで、お声掛けいただきました。
ご興味のあるかたは是非足をお運びください。

今回も感じるところが多く、とても楽しいお仕事でした。ありがとうございました。