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剪定鋸 長柄6尺

6尺の長柄を作っています。
今回は曲がりのないまっすぐな長柄です。
後から、反りやねじれが出ないように、荒取りしてゆっくりと動きを出してから加工に入っています。
旋盤では作れないふっくらとした楕円のような有機的な断面は鉋でしか出せません。
握っては削って、削っては握ってを繰り返します。
打合せでお客さんが見せる、両手で槍のようにもって空に向かって鋸をのばすしぐさを思いだしながら仕上げていきます。

今年は雪が少ないので、6尺くらいの長柄じゃなきゃだめだそうです。
逆に雪が多かったり、雪が多いところにある畑では、まだ雪が多い時期から剪定が始まるので、雪の上の高い位置で仕事をする分、3尺など短めの長柄の出番が多いそうです。
地域性だったり、剪定に対する考え方が、道具にも表れる。
作るたびに、できることがまだまだ沢山ありそうで、ワクワクしてきます。
こんなのできない?と興味半分でお声がけください。