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ネジ

鋸の金物の仕込み。
ネジの長さを削りながら、各樹種ごとに微調整していきます。
やわらかい木は締めると木がつぶれて食い込んでいくので、反対側からはみ出る量が多くなって、多く削ることになります。
硬い木はほとんど潰れなかったり。
ネジは適当に削ると、ネジ山が壊れてナットに入っていってくれません。
しかもステンレスのネジとナットは、嚙み込むと溶着してしまう特性もあって、噛み込むと外れなくなってしまうので、特に神経を使います。
同じ形の鋸でも、樹種が変わると必要なネジの長さは変わってきて、見た目の美しさまでこだわると、0.1㎜単位の仕事になったりして。
意外と気を据えて向き合わないといけない仕事です。