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haname

何年か前に手がけた、hanameというプロダクト。
今現在は販売していませんが、自分自身とても気に入っているプロダクトです。
プロダクトというのかなぁ、なんというのかなぁ、お守りです。
シードル工房kimoriさんと、シードルの廃瓶を使って何かできないかなぁというところから始まった物作り。
文字通り花芽を意味する名前に込めた思いは、来年もいい花芽がつきますようにと、この花芽の妖精が沢山やどるりんごの木を、大切に育てていけますようにというりんごを作る人々自身の願い。
農家さん自身に身に着けてほしいお守りになりました。
プロダクトデザイナーの佐藤謙行君と、青森市で、ガラス製品を作っているripplesの小林君と、kimoriの高橋さんと、みんなでかなり苦労して作りあげた小さな大作です。
廃瓶を砕いて、一つ一つのかけらを、小林君が日々手掛けるバーナーワークを駆使して、個々の形が崩れない程度にトロりととかして、真ん中に穴をあけるという、小林君自身技術開発的なあたらしい技を考えて、同じ形が一つもない、様々な姿をしたガラスのかけらを作ってくれました。
普段使っているガラスとは全く違うガラス瓶という素材に、四苦八苦しながらも様々なサンプルを作ってくれて、作っては考え作っては悩みの繰り返し。
最終的に、その開けてくれた穴を使って、リンゴの木のまあるい頭を付けて、一つ一つガラスの表情が違う、個性的なhanameが沢山できました。

一つ心残りだったのは、とりまとめ役として、沢山の思いが詰まったこのプロダクトを、広がりある作り続けられるものとして、導いてあげることができなかったことでした。
でも、自分自身のこの先のもの作りや、これに関わってくれた仲間にとってのhanameになってくれたらいいなぁと思える、自慢のお守りです。