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ソファ下地


一人掛けのソファの椅子張りの下地が4脚できた。
オーダーメイドの椅子の下地を毎回考えて形にしていくのですから、毎回毎回悩み苦しむわけです。
クッションの中に隠れてしまうので、まるでなかったことのようになってしまうけど、大切なことが沢山つまっています。
「見えないからこれで十分」
一見手抜き?のようにも感じるこの考え。
でも、「仕事」ととらえたとき、ものすごく沢山のことがつまった言葉です。
椅子張り屋さんの感覚と、家具屋の感覚。
「必要最低限」の感覚は微妙な違いがあります。
椅子張り屋さんとの共同作業。
毎回この微妙な違いを理解しあって、でき上がるものの精度があがっていくのがたまらなくうれしいんです。
この状態で綺麗で、安心感のあるものは、はりあがったものも座りたいって思わせるいい椅子になると感じています。