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木口テープ


フラッシュの家具はこんな風に、芯材を両面から化粧合板なんかの仕上材で挟み込んで、必要な大きさの板を作って箱に組んでいきます。
セオリーでいくと、この露出した芯材を木口テープを貼ってかくしていきます。

木口テープ。
今回はブナの食器棚なので、同じブナの木からできた木口テープ(こぐちって読みます)
0.5㎜の薄いテープ状にしたもの。ほんものの木です。
裏が粘着テープになっています。
ナラならナラを。シナならシナを。
なんでもあるものです。

こんなふうに貼っていきます。
貼ったあと、カッターで余った部分を切り取っていきます。

アイロンをかけてなじませて。
寒い冬は絶対です。

紙やすりで面をとっていきます。
きちんと取れていないと、こすれた時にはがれやすくなります。
面を取った時点で、ほとんどテープを貼ったっていう感じはなくなります。
いろんな現場でテープ貼りの感じをよく見るけど、いろんな仕上がり方があります。
その家具屋さんの心が見える所だと思います。

で、こんな感じ。
なんてことない作業だけど。
ただテープを貼るだけだけど、こうやったほうがいいっていう、ベターの積み重ねが確かにあります。
無垢も家具。
フラッシュも家具。
覚えることはまだまだ沢山あります。