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納品と打ち合わせ

朝一でミヤマコ君に手伝ってもらって納品。
蟻塚学建築事務所さんで手がけた住宅のダイニングテーブル。
この大きさを2階に上げると、一汗かきます。

先日作った同じ形のテーブルの模型をお見せしたら気に入っていただけて、脚の形を変えて作らせていただきました。
この感じもすごく気に入っています。
お客さんも気に入っていただけたようで、一安心。
家を建てる前の段階、設計をしている段階から、蟻塚さんのような建築家と、そしてお客さんと一緒に、そこで使われていく家具のあり方を考えながら作っていくこのやりかたは、おさまった時の安心感が違う気がしています。
たいていの場合、これから何十年という間使っていく、建物であったり、家具を、ほんの少しの時間で、ほんの少しの選択肢の中から選ばなければなりません。
でも、やっぱり、こんな風に、できるだけ多くのアイディアや考えの中から、できるだけ時間をかけて、できるだけ納得がいくものを作るのが、長く使っていくものを手にしようと思った時、より自然で、大切なことのように思います。
こういう機会をいただけていることに感謝しなければいけません。
そして、午後から、お客さんと打ち合わせ。
これから作るテーブルに合わせる椅子の姿と、生地を選んでいただきました。
先ほどのテーブルもこんな打合せの中から、吸い取った情報を大事に作られていきました。


木地選びは、いつも悩んでしまいますが、思いもよらない木地になったり、組み合わせが楽しかったり、いつも楽しい時間です。
あとは出来上がりまでいっきに進みます。
こちらも楽しみです。