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こたえる仕事

ちょっとかわったテーブルを作りました。
半分外の屋根がかかったウッドデッキでつかうテーブルです。
狭いスペースで、普段は半分の大きさで、人が多く集まった時は2倍の大きなテーブルになる。
普段どこかにパーツをしまっておくことなく、同じ場所に忍ばせておくことができる。
工具を使わず、一人でも広げられる。
安い材料でなるべく簡単に。
悩みに悩んで出た答え。
2016_10_13-1
ツーバイ材でとにかく簡単に。
普段はこの状態。W1680×D600
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手前をずずずっと引き出すと、半分から分かれます。
軽いので女性でも動かせます。
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分かれた二つの天板はそれぞれ丁番で2枚が折りたたまれています。
それを開くと。
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奥を開いた状態。
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両方開くと、2倍の広さ。
完全に二つに分かれるので、離してW1680×D600の二つのテーブルをそれぞれ必要な場所に動かして使ってもよし、長くつなげてW3360 ×D600にしてもよしです。
僕の仕事は、ただただハイグレードの良さを追求したものを作るということではないと思っています。
もちろん、一人の職人として、クリエーターとして、アーティストとして、デザイナーとして、作家として、商人として、もちうるすべてのちからを注いでものを作りたいという欲求は常にかかえています。
その気持ちを持ったうえで、目の前のお客さんが求めている丁度よさに、こちらも丁度よく答えていくのが、自分の仕事だと思っています。
なかなか便利なものができたなぁと、何度もパタパタと組み替えておりました。