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メンテナンス

2017_1_6-22017_1_6-12017_1_6-39年前に作らせていただいたソファやテーブル。
お客様から、生地が切れてきたので張替をお願いしたいと連絡をいただき、今日お預かりしてきました。
日焼けによる色褪せや、よく座るところの生地の擦り切れ、クッションのへたりなど、大分くたびれた様子。
木部は乾燥によるホゾの緩みや、オイルがきれて乾いている部分など、これも木であることのむずかしさを感じる時間の経過。
同時に使い込まれた家具がもつ良い雰囲気も感じられます。
使いこまれたこの状態から、綺麗に手を入れ直して、ワックスをかけたときの表情は、新品の時よりも、また良い表情になります。
クッションの部分は椅子張り屋さんにお願いして、木部は組直しや、タッチアップをして、ワックスがけをして、綺麗にしてお返ししたいと思います。
10年ちょっと仕事をさせていただいて、こういう補修やメンテナンスというサイクルに入ってきたんだなぁと、気を引き締めていかなければと、思いを新たにしました。