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faggio

なんだろうな~という紹介をしてきたこれ。
やっと出来上がって、帰省してこられたお客様もご覧になって、発送するまでの少しの間手元に置いて眺めています。

お客様からBUNACOのスピーカーfaggioの台を作りたいというご相談を受けて製作しました。
BUNACO独特の丸いフォルム。
この特徴的なデザインと相性がいい台。台。台。と考えてるうちに、スピーカーに脚が付いているようなデザインを思いつきました。

わからないことがおおいオーディオの世界でしたので、スピーカーの開発に携わった大学の先生や、オーディオショップの方など、お世話になりながらの製作でした。
色々な生きたアドバイスが、実際に盛り込まれて、強さのある設計になったと思います。
スピーカーの高さは、ソファに座った時に丁度耳の高さにくるような高さになっています。
この差は実際に聞いてみてはっきりわかる違いでした。よかった。
配線は足元のコネクタから後ろ足の中を通ってコネクタを介してスピーカーへつながります。
動かす時やもとに戻したいときなど、つなぐ、外すが容易であることはとても大事なこと。
そて、配線がすっきりしていることは、毎日のストレスを自然と減らしてくれます。
こういうところの使い勝手は、長く使っていく上で、こだわっておきたいところでした。
こういう必要な機能をクリアしつつ、姿を整えるのが、今回時間を費やした部分でした。

シンプルなふっくらした丸棒の三本脚の上に、ちょこんと乗っかるfaggio。
どことなく生き物のようなかわいらしい姿が気に入っています。
実際に音を出して聞いてみましたが、その性能も素晴らしく、まるで目の前にピアノがあって、目の前で演奏しているようなすばらしい世界でした。
いいなぁオーディオの世界。
とても貴重な経験をさせていただきました。
ありがとうございました。