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継承

昨日に引き続き、夜はしめ縄作り。
昨日下ごしらえした縄の束を編んでいきます。
と簡単には言えないくらいこれが大きくて大変。

天井の梁につるして。

3セットになっている各縄の束を手でねじって一本のぶっとい縄にして。

この時点で大分腕はぱんぱん。

これを息を合わせながら、120度ずつひねっていきます。

ひねるごとに、ぎゅっとひっぱって、締めていきます。
腕がぱんぱん。

きれいなしめ縄が出来上がりました。
これを24日、和徳稲荷神社の鳥居にかけていくそうです。
毎年同じ時期に、同じ場所で、同じ面子で作るしめ縄。
作業場には、目安になる立ち位置の印のテープが貼られていたり、梁にかけるロープが巻かれたままになってたり、長さを決める目安がそのまま残っていたりと、一目見ただけで、毎年のことなんだなぁと分かる痕跡。
毎日9時には切り上げて、三忠さんでお疲れ様の打ち上げをして。
毎年のこと。
続けていること。
だんだんと高齢化が進んでいることも一目で分かるし、なんとかかんとか引き継いでいかなきゃならないことも、うすうすわかってる若げものたちの意識もあったりして。
こういうリアルな継承の現場が身近にあることって、幸せなことだなぁと思いました。
これが自分たちの世代から、また息子たちの世代につながっていくのかどうかっていう、今度は自分の問題として考えなきゃなぁと縄をねじりながら思っていました。