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絵を描くのは昔から嫌いではありませんが、なかなか難しい作業でもあります。

出来上がり以上に雰囲気だけ良く伝わってもだめだし。

図面は、まさにそのものだけど、その前の気持ちの部分を感じあうにはやっぱり絵や模型がいい。

お客さんと僕とのあいだで、まださわれないもののイメージを共有するための絵。

それ以上でも、それ以下でもだめ。

描けただけで、作れなくちゃ意味をもたない。

できるかできないか、こうのほうがいいいけど、どう考えても難しい・・。

自分への挑戦をつねに抱えながら、双方納得の提案をすること。

このへんの感覚は、描く人と、作る人が、一緒だからこそ、自分の中でもとてもデリケートな部分。