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さくらんぼ


夕方、外がすっかり暗くなった頃、入り口の向こうに人影。
すみません、と3人の若げもの。
鋸を作っていただけるんですか?と。
おお、おお、やってますよと、呼び入れて、りんごの農家さん?と聞くと。
さくらんぼです。このために山形から来ました。と。
ん?さくらんぼ?山形?このために?
なんとなんと。山形、さくらんぼか。と一人納得するも、おどろき。
さくらんぼが一段落してオフシーズンの今頃、毎年、剪定のなどに使う道具を仕入れに弘前にやってくるだそうです。
ブログを見て、鋸を作っているのを知って、来てくださったそうでした。
こういうものを作ってほしいと、見せてくれた鋸は、この辺りでは見たことがないものでした。
ところ変わって、作るものが変わると、道具もぜんぜん違うものになるということ。
でも、結局困ってることとか、やりたいことは、意外と津軽のりんご農家と同じようなことだったりして、とても楽しくお話させていただきました。
血気盛んな山形のさくらんぼ農家の若げもの。
この感じ、津軽の若い農家さんから感じたのと同じ光。まぶしくて、たくましくて。山形にもやっぱりいるんだなと、うれしくなりました。
同時に、津軽のりんごにまつわる道具の強さというか、決してどこにでもあるものではないんだという、誇らしさみたいなものも感じました。

こんな仕事をしていて、こんな出会いがあると、ああ、十分だなと、一人うれしくなるのです。
何かいいお手伝いができればいいなと思います。

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