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津軽ラウンジ BRICK A-Factory

椅子がやっと納品になって、一段落しました。
JR弘前駅の元びゅープラザだった場所が、津軽ラウンジという待合スペースになったのと、併設でBRICK A-Factoryという津軽のお土産を扱うお店が、この4月2日にオープンしました。
津軽ラウンジは、以前取材していただいたonestoryというwebサイトに掲載された津軽の様々な人々の仕事で構成された空間になっていて、蟻塚さんが空間のデザイン監修をしていたり、キープレイスさんが又幸の家具や、りんご箱を使ったディスプレー棚を、RandBeanさんが家具をと、良くよく知る仲間の仕事が沢山見られて、うれしくなります。
私は今回、窓辺に長く配置された又幸仕様のりんご箱を使ったカウンター、又幸のスツールを8脚、2m×1mの大きなテーブルを2台、それに合わせた椅子を8脚、りんご箱のディスプレー棚のお手伝いなど、沢山沢山作らせていただきました。
今日は、イベントをしていて、家具が全部そろっていなかったので、写真を撮れなかったので、こんど落ち着いたらシードルを飲みがてら行ってこようと思います。そうそう、BRICK A-Factoryには、りんごのセンヌキが販売されていました。

ちょっとおおげさかもしれませんが、帆もオールもないイカダで大海原に出るようなものだと言われ、まあそうだなと自認しながらも、えいっ!と始まった家具屋の仕事が、こんな形で、おらほのまちの、弘前の玄関口に、こんなにたくさん自分が関わったものを使っていただいているということ、始めた18年前には想像していませんでした。
普通の人々の普通の暮らしの中で使われるもので十分だと思う気持ちは今も変わっていませんが、役割を一つ一つと思ってやってきて、こういうふうに一つ形になったことは、とてもうれしく思っています。
今までお世話になった方々に、頑張ったよ、ありがとうございましたと、報告したいなぁと思いました。みなさん本当にありがとうございます。

とはいえ、最後の最後あまして、椅子が間に合わず、半分ずつになってしまったり、大変ご迷惑おかけしてしまいました。こういうところが、18年やっても相変わらずだなと、達成感も半分で、反省多き大仕事でした。

自信と、反省と、ちょっとごちゃっとしてますが、一つ糧としてまた頑張ります。スケジュールが詰め詰めで、お待たせしてしまっているお客様にもご迷惑おかけしました。一つ一つ製作していきますので、よろしくお願い申し上げます。

長くなりました。でも書かずにはいられませんでした。
JR弘前駅さん、貴重な機会をいただき、まことにありがとうございました。