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板接ぎ

今日も板接ぎです。
クランプの数にも限りがあるので、どうしても全部接ぐには数日かかるということになりがちですが、こつこつ進めます。
30㎝とか35㎝とかそんな幅の木の板というのは、当たり前ですが、直径で40cmとか、50㎝とか、良い木目のものを取ろうと思うとそれ以上の大径木から製材されたものになります。
探せばあるのかもしれませんが、安定的に、リーズナブルにとなると現実的ではないので、自分が作る家具では、板をはぎ合わせて、必要な板幅の板を作る板接ぎという工程が欠かせません。
30cm、35㎝の板ですと、目に見えてくる部分は、特に木目を気にして、綺麗な板を選んで2枚で接ぎます。あまり目に見えてこないところは、細い板で3枚接ぎにしたりして、適材適所で木取をしています。
初めの頃は、失敗も多く、身構えてしまう工程でしたが、近頃では、失敗もなく、安心してこなせる工程になりました。
明日も板接ぎです。